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ETC車載器新規助成制度の活用について
2009年3月4日に『高速料金1,000円走り放題』を柱とする新たな高速料金割引に関する法案が可決されました。これに伴い、新たにETC導入を行う方を対象に助成制度がスタートします。2009年3月12日から3月31日までと超短期間の実施です。100万台限定です。
昨年5月上旬に終了したETCらくらく導入キャンペーンと全く同じ内容で、ETC車載器購入費用のうち、5,250円が税金から補助されるというもの。大手カー用品店など助成制度を扱っているお店で車載器を購入すれば、手続きなどは簡単に行えます。
助成制度が発表された当初は、国土交通省などへの問い合わせが殺到したそうですが、当サイト訪問者は慌ててはいけません。助成制度を活用するよりも、道路管理会社やカード会社が実施しているキャンペーンを活用した方が圧倒的にお得です。
助成制度vs車載器キャンペーン
当サイトで紹介しているキャンペーンを活用すると助成制度をするよりも圧倒的に安くETC導入が実現します。
助成制度活用の場合
ETCを導入するには、通常3つの費用が必要になります。車載器本体と車検情報などをインプットするセットアップ費用。そして車への取付費用の3つです。
車載器本体:約1万円・・・比較的安いものでも
セットアップ:約3千円・・もう少し安い場合もありますが、大概この程度です。
取付費用:約5千円・・・取付業者・車種により異なります。
合計すると約18,000円掛かります。助成制度を活用すると助成金5,250円分が差し引かれますので、約13,000円でETC完全導入が実現することになります。
キャンペーン活用の場合
これに対してキャンペーンを活用した場合はどうなるでしょう?例えば、現在実施中のNEXCO中日本のキャンペーンを例に見てみましょう。
中日本のキャンペーンを利用して一体型車載器を購入した場合、車載器本体とセットアップ込みで4,800円。送料は無料なのでかかりません。取付費用は全国の提携取付店を利用した場合で5,250円。合計すると4,800円+5,250円=10,050円
助成制度を活用した場合の総額13,000円と比較してどちらがお得か?言うまでもありません。ざっくりの計算ですが、キャンペーン活用の方がお得です。
マスコミでは、助成制度についてばかりのニュースを取り上げていますが、キャンペーンを活用した方が圧倒的にお得なのです。
ちなみに、2009年3月11日に放送されたテレビ朝日の『スーパーモーニング』では、経済アナリストの森永卓郎さんも、現在は終わっていますが、首都高のキャンペーンを例に必ずしも助成制度活用がお得とは限らないということをコメントされておりました。